音楽初心者の戯論

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好きな音楽を好きなように好きなだけ綴っているブログです。

ヒューイ・ルイス、聴覚障害のため今後のライブ活動中止に

昨日のことですが、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースのフロントマンことヒューイ・ルイスがホームページやSNSなどを通じて以下の声明を発表しました。

 

April 13, 2018 – Two and a half months ago, just before a show in Dallas, I lost most of my hearing. Although I can still hear a little, one on one, and on the phone, I can’t hear music well enough to sing. The lower frequencies distort violently making it impossible to find pitch. I’ve been to the House Ear Institute, the Stanford Ear Institute, and the Mayo Clinic, hoping to find an answer. The doctors believe I have Meniere’s disease and have agreed that I can’t perform until I improve. Therefore the only prudent thing to do is to cancel all future shows. Needless to say, I feel horrible about this, and wish to sincerely apologize to all the fans who’ve already bought tickets and were planning to come see us. I’m going to concentrate on getting better, and hope that one day soon I’ll be able to perform again. Sincerely, Huey 原文ママ

Welcome to the Official Huey Lewis and the News Website

 

簡単にまとめますと、ヒューイは2ヵ月半前に聴力のほとんどを失ってしまったそうです。
対面の会話や電話の受け答えに関しては問題ないとのことですが、歌に関しては現状のままでは音程が取れないということでやむなく今後のコンサート活動を休止し治療に専念するとのことです。

また医師の診断によると、ヒューイの病気はメニエール病と呼ばれる難聴や耳鳴りを伴うもの。
ストレスが原因で発症するとの見解もありますが、まだ詳しいことは分かっていないそうです。

katei-igaku.jp

そして医師はこの「メニエール病」を克服しない限り(快方に向かわない限り)ヒューイがステージ上でパフォーマンスをおこなうのは困難であるとも本人に伝えています。


また元気な姿を見せてもらうためにも今は治療に専念して、華麗に復活してもらいたいものです。

 

正直なところ、つい5ヶ月前には東京・大阪のステージ上でジョークを飛ばしながら20曲近くを全力で披露していたというのに、なんだかとても信じられません。
ですが、ヒューイならば必ずや戻ってきてくれると信じて待っています。


そういえば昨年の日本公演では2018年にはアルバムを出してツアーもしたいと語っていましたね。

80年代のアメリカを代表するバンドのフロントマンで、彼らの曲を聴けばどれほど陽気でポジティブな人たちだったかがすぐ分かります。
そんな彼だからこそ、まだまだ現役だぞ!という底力をぜひ見せてもらいたいものです。

 

それにしても、最近ミュージシャンの方々の聴力に関するニュースが後を絶たない気がします。

今回のヒューイ・ルイスもそうですが、今年の1月にはエリック・クラプトンが出演したラジオ内で「聴力を失いかけている」と驚きの告白をしたことも記憶に新しいです。

エリック・クラプトン、聴力を失いつつあると告白も「まだ生きているという事実がすごいこと」 (2018/01/11) 洋楽ニュース|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

 

個人的にはエレファントカシマシの宮本さんが2012年に急性感音難聴を発症したことも衝撃でしたし、同じく国内アーティストではサカナクションの山口一郎さんやスガシカオさん、そして大友康平さんも耳の病気に悩まされた(ている)そうです。
これはミュージシャンにとっていわゆる職業病なのでしょうが、「仕方ない」と片付けるのも悲しいですよね。

かといって特効薬があるわけでもなく、現在の治療法でも万全ではないのでしょうが。。。

 


とにかく今はゆっくり治療に専念して元気に戻ってきてほしいと思います。

エレファントカシマシ 30周年ツアーファイナル@たまアリを見た感想

どうもこんにちは。

去る3月17日にさいたまスーパーアリーナにて開催されたエレファントカシマシのライブに行って参りました。

今回のライブに関してはWOWOWで生中継もありましたし、数多くのウェブサイトで取り上げられていたので僕の出る幕はないかなぁと思っていたのですが、

music-sick.hatenablog.com

一ヶ月ほど前にこんな記事を書いたことを思い出しまして、ならば落とし前つけなきゃいけないだろうと。

そういうわけで書きます。


で、まずは最初にひとこと。最ッ高でした。
これに尽きます。余計な言葉はいらないと思います。


セットリストは外部サイトから。

www.livefans.jp

3時間越えの計31曲でした。

ちなみに僕の予想で正解したのは19曲/31曲
ギリギリ6割を越えたので、大学生なら単位をもらえますね。

でも振り返れば、かなり理想を詰め込んだ予想だったので6割も合っていたのは奇跡みたいなものです。
実際今回のセットリストは、宮本さんもMCにて仰っていましたがツアーの集大成としての役割が大きかったので全アルバムからのセレクトではありませんでしたし。

でも「i am hungry」と「ベイベー明日は俺の夢」というダブルパンチを一体誰が予想できたでしょうか。
もし事前にこの2曲は入るだろうと考えていた人がいたらすごいと思います。というかその人って多分宮本さんだと思います。


では、ここから先は簡単に感想を。

1.3210
2.RAINBOW

僕は今回エレカシ新規の友達と参加したのですが、「1曲目は何だろう」という話題であがったのは「ファイティングマン」「デーデ」「歴史」くらい。
そのため3210のイントロが聴こえてきたときは驚いたと共に言葉にできない高揚を感じました。

序盤からアクセル全開で、開始早々いきなり度肝を抜かれました。

3.奴隷天国

25周年同様に風船投下。
前々からなぜこの曲で風船...?と疑問に思っていたのですが、2回目となると妙にしっくり来てしまう自分がいてびっくり。

4.今はここが真ん中さ!

イントロのカウントで宮本さん「ワンッ! ツー! ...オーオーオーイェー」と焦らしたのが個人的にツボでした。

自宅に戻った後にWOWOWで見直したのですが、この場面に限らず観客席の声があまり聴こえなかったのが残念。
上の件では結構みんな笑っていたんですけど、テレビで見る限りでは分かりませんでしたね。

5.悲しみの果て

6.星の砂

初期の曲から、今回は野音の定番「星の砂」が選ばれたようですね。
曲のラスト、消え入るようなファルセットからの「ほしのすな~」にも会場は若干沸きました。

いずれ発売されるであろう映像にはオーディエンスの声も多少は追加してほしいですね。

7.i am hungry

お口あんぐりーぶわぁぁ~~で気持ちいいくらいスベる宮本さん。
しかもそれを2回言うとはどんだけハートが強いんでしょうか。。。笑

WOWOWでは観客が盛り上がっているように聞こえましたけど、あれは紛うことなく戸惑いのどよめきです。

まさにこういう状態のことを「口をあんぐりさせる」と言うのだなぁ、なんて。

8.夢のかけら

47都道府県ツアーでは演奏されなかったので非常に嬉しかったです。
セトリ予想も当たって嬉しさ2倍。

ライブならではの雰囲気が感じられて、新春ライブに持ってこいだなぁとも思いました。

9.風に吹かれて

10.ベイベー明日は俺の夢

石くんのダブルネックギターに戦慄。
でも片方しか使っていなかったような・・・基本宮本さんを目で追っていたので見落としただけかもしれませんが。

11.昔の侍
12.さらば青春

25周年で演奏されたので今回は無いかなぁと諦めていたところにまさかの連投。最高すぎました。
ストリングスが入るとやっぱり違いますね。荘厳な感じがします。

それからこれはWOWOWを観て気づいたのですが、「さらば青春」の2番のサビで「あぁ、俺は」の直後、宮本さんが一瞬微笑んだような表情に見えたのですがアレは何なんでしょうか。

もし録画してある方はもう1回見返して欲しいのですが、フッと表情を緩ませた瞬間があるんですよ。

あの瞬間、もし僕が男じゃなかったらうっかり恋に落ちているところでした。

13.笑顔の未来へ

14.桜の花、舞い上がる道を

桜吹雪の演出。
1年前の大阪城ホールでは上からひらひらと舞ってくる感じでしたが、今回は下から「舞い上がる」演出で、それもかなりの量だったと思います。

そしてこの曲で「歌がうますぎるなぁ」と再確認。なんという表現力。まさに世界屈指、ですね。

15.ズレてる方がいい

ラスト、グルグル回りながらの「ズレてる方が、いいぃ~!」が気に入っちゃったみたいで何回もやっていましたね。

16.今を歌え

47都道府県ツアーでは「やさしさ」とバトンタッチした曲でしたが、ストリングスの包み込むような音色がたまりませんでした。
序盤、アコギを殆ど弾かずにドラムと歌だけで進行していったあの静謐な感じが最高に良かったなぁ。

17.風と共に

うまく言い表せないんですけど、すごく良かったです。
世界観、というと陳腐な表現になってしまいますが、本当に歌の世界に引き込まれるようで圧巻でした。

18.ガストロンジャー

一緒に行った友達が「まさかこんなにカッコいいとは...!」と驚いていたのがとても嬉しかった。

この曲はいつ観てもカッコいいですね。
ライブごとに毎回違う表情が見えるので、飽きるとか飽きないとかそういう次元を凌駕している曲だと思います。

19.俺たちの明日

宮本さん、伸びてきた髪をワシャワシャとまさぐりサイヤ人と化して第1部終了

20.男餓鬼道空っ風

例のコーナーは復活しませんでしたが(笑)、25周年同様にこの曲もやってくれましたね。
イントロのリフが聴こえた瞬間、客席からは「おぉ~」という歓声も上がりました。

石くんのコーラスも堪能しました。

21.この世は最高!

今年の新春ライブで披露されたこともあり、実はこの曲もセットリストに入るのではないかとずっと思っていたのですが・・・まぁそれはいいでしょう。
第2部はツアー同様アッパーチューンが続きますね。

22.RESTART

ただただカッコよかった。ただ最近の曲はキーが高すぎて心配になります。

23.夢を追う旅人

今回のライブで、この曲はツアーで成長していったんだなぁと改めて思いました。
やっぱり発売当時とはまったく曲の印象が違いますね。

24.今宵の月のように

紅白よろしくギターをぶらんとさせたままでの歌唱。
エレファントカシマシの代表曲としてメンバーにとってもファンにとってもとても大切な1曲であると実感。
丁寧に歌う姿が印象的でした。

25.Easy Go

下手なことを言うと怒られてしまうかもしれませんが、WANIMAの曲に雰囲気が似てるなぁと思いました。
でも雰囲気が似ているだけでやっぱりエレカシの曲。

RCサクセションブルーハーツから受け継いだようなパンクのスピリットがたしかにあって、そのうえでエレカシの曲。

今回はキーが高すぎて若干苦しそうでしたが、「夢を追う旅人」と同じようにアルバムツアーなどを経て成長し、かけがえのない曲になっていくのだろうなと感じました。

第2部終了

26.あなたのやさしさをオレは何に例えよう

こちらも25周年と同じ進行で、豪華すぎるメンバー紹介。
石くんとヒラマミキオさんのギター対決は宮本さんも参加し、もはや三つ巴のガニ股対決のようになっていましたね(笑)

ホーンセクションとストリングスのアンサンブルは本当に鳥肌モノでした。
25周年の時は参加していなかったためDVDを観て「なんてカッコいいんだ...!」と打ち震えたものでしたが、それを生で見られた喜びたるや。

「今日は18人の歌と演奏は、エレファントカシマシでしたー!」と宮本さんが言った場面でなぜかものすごく感動。

27.so many people

会場のボルテージは最高潮だったと思います。
ストリングスやホーンセクションが入るとこんなに豪華絢爛で楽しいのか!と思えるくらい最高な瞬間でした。

28.友達がいるのさ

「おいっ」で思わずガッツポーズ。絶対に聴きたかった曲なので大大大満足です。
他の客席からも喜びの歓声がチラホラ聞こえてきました。

ピアノの音色が加わるだけでこんなにも印象がガラリと変わるのですね。

29.涙

30.ファイティングマン

第3部終了

31.四月の風

宮本さん、泣いていましたね。なんだか嬉しかった。

宮本さんが泣くのはきっと「自分たちの歌と演奏で喜んでもらえたんだな」と分かった瞬間だと思うので、そう考えると僕たちの「ありがとう」という気持ちが伝わったからこその涙ではないでしょうか。
でも間奏の「うまいもん食って帰れよ~!」ではコッチが泣かされそうになりましたのであいこですかね。


以上、ざっくりした感想でした。

さきほど髪の毛がバサバサになった宮本さんをサイヤ人と表現しましたが、3時間以上全力で歌いぬいた底抜けの体力と歌唱力はスーパーサイヤ人ですよね。

そして次はアルバム発売からのツアー、そして野音と、まだまだ31年目のエレファントカシマシもありがたいことに止まらないみたいです。

続報を楽しみに待っていようと思います。


さて、明日発売のカバーアルバムなのですが、全曲の試聴が解禁されたようで。

sp.universal-music.co.jp

おそらく誰もが一番気になっていたであろう高橋一生さんの「俺たちの明日」

これが予想を遥かに越えてすごくいい!
キーが高いせいかもはや高橋一生さんの声だとは分からないんですけど、かなりテンションの高い声にびっくり。そして嬉しい。

・・・というか、歌うまくないですか。。。
イケメンで演技上手で料理もうまくて歌もうまいと。


あ、いや、なんでもないです。

 

エレファントカシマシ カヴァーアルバム3 ~A Tribute To The Elephant Kashimashi~

エレファントカシマシ カヴァーアルバム3 ~A Tribute To The Elephant Kashimashi~

 

Cheap Trickの2018年4月25日(水)来日公演が延期に。チケット情報など

なんと、Cheap Trickが来日公演をおこなうとの発表がありました。

cheaptrick-budokan2018.com

日付は2018年4月25日(水)の一夜限りで、場所は日本武道館です。

↑リック・ニールセンの体調不良に伴い公演の延期が発表されました。(詳細はページ下記)


ちなみに日本武道館はオリンピック開催に伴い来年から改修工事をおこなう予定なので、現在の武道館に足を運べる機会も残りわずかだと思います。


そして今回の来日公演のきっかけは、ライブアルバム『チープ・トリックat武道館』の発売40周年を記念したもの。

かつて当ブログでもCheap Trickを特集したことがありましたが、

music-sick.hatenablog.com

ここでも触れているように、彼らの人気に火がついたのは我が国日本が最初でした。

そしてCheap Trickのレコード売上が伸びたのも、40年前の1978年に日本武道館でおこなったライブ音源をリリースしたのがきっかけ。

武道館の様子を収録したライブアルバムの『チープ・トリックat武道館』はアメリカにおいて最高4位にまで達しました。(日本は最高12位)


さらにその翌年には『I Want You to Want Me』という曲のライブバージョンをシングルとしてリリースした結果、アメリカのBillboard Hot 100で最高位7位をマークしました。
それまでは最高でも100位程度に収まっていたバンドの曲がですよ。

アメリカのバンドだというのに、日本盤レコードが本国へ逆輸入されるという事態にもなったようです。

www.youtube.com

というわけでこの度、そんな日本とは切っても切り離せない関係にあるCheap Trickが2016年の東名阪ツアー以来となる再来日を果たしてくれます。

実は『チープ・トリックat武道館』の発売20周年に当たる1998年には当時カットされた曲やMCを収録したコンプリート盤を発売したり、その10年後となる2008年には30周年記念として武道館コンサートをおこなったりしてくれていました。
そしてそれから10年経った今年2018年、再び日本という地に来てくれること、ありがたく思います。


しかし今回はそれだけではありません。

2018年の武道館公演にあわせてミュージックビデオ付きのベストアルバム発売も決定しました。

その名も『グレイテスト・ヒッツ:ジャパニーズ・シングル・コレクション』

www.sonymusic.co.jp

1978年~1990年までに日本で発売されたシングルを完全網羅した珠玉のベストアルバムで、4月4日発売となります。

Blu-S-pecCD2仕様に全曲マスタリングを施し、さらにDVDにはMV18曲と1980年のパフォーマンス映像も収録され、税込3000円です。

グレイテスト・ヒッツ-ジャパニーズ・シングル・コレクション-(DVD付)

グレイテスト・ヒッツ-ジャパニーズ・シングル・コレクション-(DVD付)

 

 

 


それから最後にチケットですが、S席¥9,500、A席¥8,000で一般発売日は3月24日の午前10時~開始。

↑公演延期に伴い一般発売日程も変更。変更後の詳細な一般発売日はまだ発表がありません。

 

先行受付等に関しては上のリンクもしくは

cheaptrick-budokan2018.com

↑こちらからお願いします。

 

 

(※追記) チケットの先行受付情報

 

チープ・トリック(チープトリック )

 

コンサートチケットおよびツアー日程 | Live Nation JP

 

チケットぴあ | チープ・トリック

 

(上) 3/1(木) 17時00分 ~ 3/7(水) 23時59分:eplus

(中) 3/3(土) 17時00分 ~ 3/7(水) 23時59分:My Live Nation

(下) 3/8(木) 10時00分 ~ 3/14(水) 23時59分:チケットぴあ

 

その他プレイガイドの先行発売は3月15日以降

3/15(木) 12時00分 ~ 3/19(月) 23時59分:ローチケ

l-tike.com

 

また、3月3日(土)AM1時00分~4時53分放送予定のラジオ番組「POWER ROCK TODAY」(bayfm 78.0MHz)においても先行チケットの情報発表があるそうです。

↓詳しい情報は下記リンクにて↓

POWER ROCK TODAY TOP

 ↑受付は終了しました。

 

 

色々あってドラムはオリジナルメンバーではありませんが、まだヴォーカルのロビン・ザンダーの声は健在ですし、リック・ニールセンの変態ギターもきっと堪能できることでしょう!

そしてロビンザンダーの白スーツも期待。。。

 

 

また情報が更新され次第追記します。

 

(追記)

ギターのリック・ニールセンの体調不良により公演の延期が発表されました。
まだ振り替え公演の詳細な日程は発表されていませんが、数ヶ月は海外渡航ができないとのことなので6月以降になると思われます。

これに伴い3月24日(土)に予定されていたチケットの一般発売もありません。

※公演自体は中止ではないので、先行発売の購入分は引き続き有効となります。
ただし、振り替え公演日程で都合がつかなくなった場合は払い戻しにも対応してくれるそうです。


また詳細な情報が発表され次第更新します。

 

Queenとの出会い

つい最近読んだ記事で、こんなものがありました。

mora.jp

ちょっと昔の記事なんですけど、元ミュージック・ライフ編集長の東郷かおる子さんがQueenの思い出なんかを語るインタビュー形式のもので、いざ読んでみると結構面白かったです。


東郷かおる子さんといえばQueenファンの間では知名度が高く、知らない人はいないんじゃないかと思うほど。

Queenは大の親日バンドとしても有名ですが、それはまだ本国イギリスでもアメリカでも注目されていなかった1970年代初期のQueenにいち早く着目した国がアジアの小さな島国、日本だったためです。
というのも、そのきっかけこそ東郷かおる子さんが携わっていた雑誌「ミュージック・ライフ」でQueenを取り上げたのが事の始まりでした。

当時はまだ無名だった海外バンドをミュージック・ライフ誌が猛プッシュした結果、若い女性を中心に日本で爆発的に火がつき、1975年の来日公演へと繋がったという経緯があります。

www.youtube.com

 

特に上の記事では、東郷かおる子さん自身が実際メンバーに会って取材しているからこそ分かる彼らの人柄や当時の日本の熱量が文面だけでも伝わってきて、とても読み応えがありました。


その中でも特に僕が印象深かったのは、Queenというバンドが出てきたことで日本のロック市場の風向きが変わったと語られていた部分。

一例を挙げるとするならば

 

その頃は『ロッキング・オン』とか、『ニュー・ミュージック・マガジン』などの理論先行の雑誌が出て来て、めんどくさいことばかり言ってるのがよしとされた時代だったわけですよ。それで女性ファンは刺身のツマ。女子供にロックはわからんという理論がまかり通ってた時代なんですよね。そこでクイーンみたいなのが出てきて、完全に風向きが変わっちゃったわけですよ、ロックそのものの。それを非常に苦々しく思った人たちもいると思うんですが、そこからたとえばクイーンが出てきた土壌っていうのはやっぱり、グラムロックの存在というのがありますね。デヴィッド・ボウイとかT・レックス、アメリカでいうと、ちょっと難解なヴェルヴェッド・アンダーグラウンドとか。そういう下地があるところにクイーンみたいなのが出てきて、それから一気にファン層が若くなったんですよね。それまではまあ大学生くらいかな、男の子で、ギターをちょっとかじってるみたいな層ね、そういう子が多かったんだけれども、クイーンみたいなバンドが出てきてから一切そういうのは関係なし。とにかく「キャー!」っていう、いわゆる……揶揄した言い方をすれば、ミーハーが多くなったわけですよね。女の子のファンが一気に増えて、それまで市場にロック少年しかいなかったのが、一気にロック少女が誕生しちゃったわけですよ。

 

このあたりでしょうか。


これって要するに「Queenは『分かりやすくカッコいい』バンドだった」ということだと思うんですけど、それは「たしかになるほどな」と感じました。


というのも、話は少し変わりましてすごく個人的なことなのですが、僕が初めてQueenと出会ったのは小学校1年生のときのこと。
当時から父の影響で洋楽ばかり聴いていたのですが、特別好きなアーティストや好きな曲があるわけでもなく、音楽はいわゆる垂れ流し状態ばかり。ぶっちゃけ、その頃は音楽にそこまで興味を持っていなかったのだと思います。

まぁ、まだ7歳とかそのくらいですしね(笑)


そしてとある日。
家族で何気なく近所のレンタルショップ店(たしかGEO)を訪れたのですが、そこで中古販売されているCD棚をぼやーっと見ていると、隣にいた父が僕に向かってこう言いました。

「おまえはQueenとかいいんじゃないか?」

その発言の真意や会話の前後だったりは記憶から抹消されているので覚えていませんが、しかしその言葉だけはなぜか今でもはっきり記憶しています。
おそらく僕の父もそこまで深く考えていった言葉じゃないというか、テキトーに「ためしにQueenとか聴いてみてもいいんじゃない?」って意味で言ってくれただけだと思うんですけどね。


ただ、当時の僕はその言葉を聞いて首を縦に振り、たしか1000円くらいのベストアルバムを買ってもらいました。

グレイテスト・ヒッツ

グレイテスト・ヒッツ

 

これです、これ。

 

もうこのアルバムは冗談抜きに5年くらい毎日毎日聴き続けたんじゃないかと思います。
CDはテープじゃないので劣化はしませんが、「擦り切れるほど聴いた」というのはこのことを言うんじゃないかと自負するほど。

でもそのくらいずっと聴いていたんです。
今でもそのアルバムに入っている17曲はたちどころに諳んずることができますし、この順番どおりに曲が再生されないと発狂しそうなレベル・・・というのは言いすぎですが、もう見事なまでに体に染み付いちゃっています。


それ以来僕はQueenが大好きなのですが、ではどうして小学校1年生のガキンチョがそこまでQueenの楽曲に惹かれたのか、フレディの声に心酔したのか、そんなことを考えたことは一度たりともありませんでした。

しかし今回東郷かおる子さんのインタビュー記事を読んで、「Queenは誰が聴いてもカッコいい」というニュアンスに妙に得心がいったというか、ストンと腑に落ちました。


そりゃ今でこそYESもピンク・フロイドもカッチョイイなぁと思いますけど、でもどこぞの田舎小学生が例えばYESのRoundaboutを聴いても「こ、これはヤベェ......!」とはならなかったと思うんですよね、おそらく。

www.youtube.com

今聴くとめっちゃカッコいいんですけどね、ベースラインとか特に。


でもBohemian Rhapsodyなんかは一聴すれば誰もが他とは一線を画したその異質さに気付けますし、フレディのステージの立ち回りやブライアンの世界に1本しかないギターなんかも相まって話題性に尽きないバンドだったと思います。

「誰もが分かる」というのは、ともすれば「単純」と解され批判のようにも捉えられかねませんが、しかし音楽にとっては重要なファクターだったりもします。
おまけに4人それぞれが全く方向性の違う個性を持っていて、そしてドラムのロジャーなんて見てくださいよ、この美形男子。

ブロマイド写真★クイーン Queen/ドラマー、ロジャー・テイラー Roger Taylor

こりゃ世の中が放っておくはずもなかったと思っちゃいますね。

 

まぁしかし男性はそういうミーハー的な人気を煙たがる習性があるので、当時は男性が「Queenが好き」とは堂々と言えない雰囲気だったみたいですね。
俳優の古田新太さんも表向きはQueenを敬遠しつつ、家に帰ってひっそりとQueenを聴いていたそうで。


今でこそ音楽全般に対する考え方はだいぶ軟化したように思えますが、数十年前には色々あったんだなぁと、自分の近しい過去も思い出しつつ感じました。

 

そして、そんなQueenも初来日から40年以上が経過していますが、その初来日が1975年4月17日ということで今年4月に記念イベントが開催されるそう。

場所は初めて日本に降り立った地=羽田空港で(当時は成田空港がなかったため)4月14日(土)16:00~の予定。
詳しくは下記リンクにてお願いします。

nme-jp.com

なお昨年11月には、発売40年を記念してアルバム「世界に捧ぐ」の40周年記念スーパー・デラックス・エディションが発売されるなどまだまだ話題に事欠きません。

2016年にはQueen + Adam Lambert名義で来日コンサートをおこなってくれましたが、またきっと来てくれると信じています。

ですが今Queenを題材にした伝記映画を撮影中ということなので、そちらも楽しみに待っていようかと思います。

 


それではまた次回。

世界に捧ぐ(40周年記念スーパー・デラックス・エディション)(完全生産限定盤)(DVD付)

世界に捧ぐ(40周年記念スーパー・デラックス・エディション)(完全生産限定盤)(DVD付)

 

エレファントカシマシ 「30周年ツアーファイナル たまアリ公演」のセトリを勝手に予想してみた

どうもこんにちは。

さて、エレファントカシマシが3月17日(土)にさいたまアリーナでおこなうツアーファイナルまで残すところ1ヶ月あまりとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。


これは最近ようやく気付いたのですが、自分と好きなものについて他の誰かが語っていたり記事にしているのを見ることって結構楽しいんですよね。
「あぁそれめっちゃ分かるわ!」とか「なるほど、そういう捉え方もできるのか!」とか新たな発見にも繋がることもままあって、いわゆる有識者や事情通の方の意見というのはとても参考になります。


ことエレカシに関しては、はてなブログをはじめ様々な方が感想・考察・レポなどを挙げてくれているのでそれを読むのが楽しみだったりします。

一方当ブログといえば「すごい」とか「カッコいい」でしか表現できていない節もあり語彙力の乏しさを実感する毎日ですが、そんな瑣末なブログでも毎日訪問してくださる方がいらっしゃるのはとても幸運なことだと感じます。
と、うまくまとまったところで(笑)、今後とも何卒よろしくお願いいたします。

 

さて、話は移り今回のテーマはですね。
きたるたまアリ公演においてのセトリ予想を勝手にしてみようじゃないかと。

3月17日の公演に先立ち、「どんな曲をやるのだろうか」「どんな曲をやってくれるのか」はたまた「どんな曲をやってほしいか」という非常に個人的かつ希望的観測に満ち満ちた内容でお送りしたいなと、そう思います。


というのも実は今回エレカシ初心者の友達と一緒にライブに行くことになったのですが、「何を聴けばいいのか」という話題からいつの間にかセトリ予想をしていて、それが意外と楽しかったのでいっそ本気で考えてみようかなぁと。

それに、件の理由からこの記事を読んでくださっている方の暇つぶしになればいいなぁと思い、面白半分本気半分でトライしてみようと思います。

 

もし「これも演るんじゃないか」というご意見、予想があったらぜひぜひコメントお待ちしております(笑)

まぁ答え合わせは3月17日のライブ当日になるので、それまではニヤニヤと楽しみにしているしかないですね。


というわけで早速。(※ちなみに今回曲順は完全無視です)

1.ファイティングマン
2.デーデ
3.おはよう こんにちは
4.珍奇男
5.男は行く
6.曙光
7.奴隷天国
8.涙
9.四月の風
10.悲しみの果て
11.今宵の月のように
12.風に吹かれて
13.夢のかけら
14.コール アンド レスポンス
15.ガストロンジャー
16.普通の日々
17.Dead Or Alive
18.生命賛歌
19.歴史
20.友達がいるのさ
21.シグナル
22.俺たちの明日
23.今はここが真ん中さ!
24.笑顔の未来へ
25.ハナウタ ~遠い昔からの物語~
26.桜の花、舞い上がる道を
27.明日への記憶
28.大地のシンフォニー
29.3210
30.RAINBOW
31.夢を追う旅人
32.風と共に
33.RESTART

 

いやぁ、しかし。改めて見てみると僕の趣味丸出しというか、ちょっと理想込めすぎな気もしますが、ざっとこんな感じ。

もちろんこれらを即決できるはずもなく、最初は「花男」や「昔の侍」や「翳りゆく部屋」なんかも入れて気付けば50曲越え。

25周年記念ライブで37曲も演ったばかりにトミが腱鞘炎になってしまったことも考慮に入れると、今回は多くても30曲かなぁと思い直し、結果的にこうなりました。


ちなみにポイントとしては、

①全アルバムからの選曲(25周年と同様に)
②25周年のセットリスト被りをなるたけ減らす
③30周年ツアーのセトリを生かす

の3つに重点を置いて考えました。

 

一応今回のライブは「ツアーファイナル」と銘打ってあるものの、きっと25周年同様にストリングスチームやホーンセクションなんかも入り混じった豪華絢爛なステージになると思うんです。あ、いや、勝手に思っているだけです。

だから「もしや30周年ツアーとセットリストをほとんど変えないんじゃないか?」と考えたこともありましたが、新春ライブでもストリングス等が入ったことで若干内容の変更があったことですし、この2ヶ月近くで雰囲気を変えてくるだろうと予想。

 

しかしこうして蓋を開けてみれば、単に個人的に理想のセトリができあがっていたということです。


いや、もちろん断腸の思いで泣く泣く却下した曲もたくさんあるんですよ?
単なる予想だというのに、これほどまでに苦痛を伴うものなのかと心が痛くなりました。

 

でもやっぱり、これだけはどうしても譲れないところあるじゃないですか。

上の32曲を見て「ウホッ、この曲が!」って思った部分があったら、きっとそれは僕の願望が入り混じった結果だと思ってください。
「多分この曲はやってくれないだろうな」とか「この曲は野音だからこそ映える曲だけど...」とも色々考えましたが、それ以上に「これを聴きたい!」という思いのほうが勝りました。

もちろん上に入ってないものでも、生で聴きたい曲はたくさんありますが。


というのも正直、各アルバムから最低1曲ずつというのも僕の理想の権化なので、この山が外れたら上の32曲とは全く別物のセットリストになるわけです。
散々セトリ予想とかしておいてアレですけど、僕としては意外とそれが望みだったりもして。


だって予想通りとか予定調和のライブってつまらないじゃないですか。
その点エレカシはいつでも僕の予想を大きく越えてくるというか、そういった「ライブ感」みたいなものを今回も期待しちゃっているんです。


なので個人的には、今回予想したセトリが当たるよりもむしろ外れたほうが嬉しいような気がします。

というわけで、いつも期待値を遥かに上回るエレカシのライブを楽しみに待っていようと思います。

まぁもちろん、全部当たってくれてもいいんですけどね(笑)

 

 

ってそうそう。
これは周知の事実だと思いますが、エレファントカシマシの公式サイトでこれまでの映像商品をすべてBlu-ray化した商品が3月21日に発売されるとの発表がありました。

store.universal-music.co.jp

「30th ANNIVERSARY Live Blu-ray Box」は32,400円となかなかなお値段ですが、完全受注生産ということで締め日が2月19日(月)となっています。

 

www.youtube.com

まぁ僕にはそんなお金ないので今回は諦めようと思っていたのですが、しかし

の5つは単独商品としてもBlu-ray化されるとのこと。


その中でも特に2009年の野音DVDは現在廃盤で、Amazonなんかでも3万円台で取引されていますから今回のBlu-ray化はかなりありがたい。

1/5程度の金額で、しかも映像や音がよりクリアとなれば、いよいよ僕は手を出さないわけには行かずついにポチりました。


ってあれ、そういえば我が家にBlu-rayの再生環境がなかった気が・・・

 

エレファントカシマシ 2009年10月24,25日 日比谷野外音楽堂 [Blu-ray]

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エレファントカシマシ デビュー25周年 SPECIAL LIVE さいたまスーパーアリーナ [Blu-ray]
 
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桜の花舞い上がる武道館 [Blu-ray]

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復活の野音 2013.9.15 日比谷野外大音楽堂 [Blu-ray]

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