音楽初心者の戯論

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徒然なるままに日々移りゆく音楽シーンを覗き見するだけのブログです。

【セトリ・レポ・感想】2017/11/26 エレファントカシマシ 30th ANNIVERSARY TOUR 2017 THE FIGHTING MAN 三島市民文化会館

どうもこんにちは。

今回当ブログでは、本日2017年11月26日に静岡県三島市民文化会館でおこなわれたエレファントカシマシ 30th ANNIVERSARY TOUR 2017 THE FIGHTING MAN公演についての簡単な感想やレポートなんかを書いていこうと思います。

 

行こう、チケットなんかいらない〜というわけにもいかないのでちゃんとチケットは買いましたよ、もちろん。

ただこれは私事なのでどうでもいいと思いますが、2月にチケットが売り出されるや否やすぐに購入したチケットだというのに座席が一番後ろの一番端付近という、少し残念な位置となってしまいました。
次こそはあの迫力あるステージをいい席で観たいものです。

 


では早速、本日のセットリストをご紹介します。
以下ネタバレ注意です。

 

第1部

1.歴史
2.今はここが真ん中さ!
3.新しい季節へキミと
4.ハロー人生!!
5.デーデ
6.悲しみの果て
7.今宵の月のように
8.戦う男
9.風に吹かれて
10.翳りゆく部屋
11.桜の花、舞い上がる道を
12.笑顔の未来へ
13.涙
14.3210
15.RAINBOW
16.ガストロンジャー
17.今を歌え
18.四月の風
19.俺たちの明日
20.風と共に

第2部

21.ズレてる方がいい
22.奴隷天国
23.コール アンド レスポンス
24.生命賛歌
25.RESTART
26.夢を追う旅人
27.ファイティングマン

アンコール

28.ベイベー明日は俺の夢
29.so many people

 


本日の静岡公演が終了し、いよいよ30周年ツアーも残すところ2箇所となりました。

しかしまだ大型フェスへの出演や新春ライブ、そして3月17日にはツアーファイナルとなるさいたまスーパーアリーナでのコンサートも決定しています。
なにより年末には紅白歌合戦への初出場も先日報じられたので、個人的にはまずそちらを楽しみに待っていようと思います。

 

ということで。
少しずつではありますが、1曲ごとに本公演を振り返っていきたいと思います。

では早速1曲目から。

 

17時35分、メンバー無骨に登場。

 

1.歴史

成さんのベースが会場全体に響き渡ります。手拍子はなし。
そして宮本さんの「歴史~」という入りでは、感動のあまり黄色い声を出す人もいました。

ただ、個人的にはやや声が出しづらそうな印象。

まぁ3日前と1日前にも全力でコンサートをやってきたばかりなので、これは日程的に仕方ないのでしょうかね。


2.今はここが真ん中さ!

イントロでもういっちょ~!

照明がずいぶんとカラフルな演出でした。
それから大サビ後のサビでは「今は三島市民文化会館がド真ん中!」というかなり字余りな歌詞に変更。

ちなみに宮本さんの声はもうすっかりよく出るようになっていました。
・・・すげぇ。


3.新しい季節へキミと

イントロで宮本さんが語ります。
なんでも三島市民文化会館は2回目で、2002年以来とのこと。

当時は車でやってきたけれども、今回は電車で来たそう。


声はもう最高。かなり伸びやかです。


4.ハロー人生!!

ハローハロー三島エブリバディ!

石くんと向き合ってのギターも披露してくれました。

火をと~も~せ~!の絶叫に会場は手を大きく伸ばして応えます。


曲紹介のみでMCなし。
デビュー曲のデーデを聴いてください。

5.デーデ

カウベルなし。
宮本さんのギター一本のみで曲がスタート。
「溜め息ばかりついてたら」を3回繰り返し、「こんなにつまらん世の中も」も3回繰り返すという珍しいバージョンでスタート。

やや投げやりな感じでラストのラーララ♪を歌う姿は初期の頃を彷彿とさせました。


そしてここでMC。
昔長いこと好きだった太宰治の話に三島が出てきて、そこにお祭の話(名前は忘れたらしい)があったらしく三島という土地にすごく憧れていたとのこと。

ただ全然旅行では来たことがないらしく(笑)、それでもコンサートで15年ぶりに三島にやって来てたくさんの人の前でやれるのが嬉しいと言っていました。


そしてこのMCのラスト、「最後まで存分に楽しんでくれエブリバディ!」と言ったあとになぜか

もうっ、バカヤロウ!

客席は一応拍手するも、反応に困ったような笑いも聞こえてきました。


6.悲しみの果て

やはりこの曲は短く感じますね。
「えっ、もう終わっちゃうの?」と少し名残惜しかった。

ただ、今回のツアーを含めてこれまで何回も演奏されているだけあり完成度がとても高かったです。


7.今宵の月のように

宮本さんがアコギ片手に「いつの日か輝くだろう溢れる熱い涙」と囁くようにスタート。
ハイポジションのアコギ音が綺麗に響き渡ります。

それからサポメンのサニーさんのキーボードがとてもよく聴こえました。
この曲に限らず、まぁ僕がスピーカー下にいたので聴こえやすかっただけかもしれませんが、オルガンの音が非常によく映えました。


8.戦う男

宮本さんアコギからエレキに持ち替え。

サビの「よろこ~び~を~」ではサニーさんのコーラスを堪能。
このハモリが綺麗に決まっただけで感動してしまう僕。どうかしています(笑)

アウトロでは点滅する照明の中、メンバー全員が首を縦に振りながらロックしていました。

ちなみにですが、先ほども書きましたが僕はスピーカー付近にいたので正直めちゃくちゃうるさかった。
でもそれ以上にかっこよかったです。


9.風に吹かれて

孤独な太陽のシングル3曲目に入っているライブ音源を想起させるようなギターからスタート。

サビではお客さん全員が手を左右に振り、青い照明と相まって幻想的な風景でした。

こういう会場全体を見渡せるという点では、後ろのほうの席も悪くはないかもですね。

ラストはお決まりの、マーチング調のシメ。


10.翳りゆく部屋

曲紹介のみで曲がスタート。
やや高音が辛そうでしたが、とても丁寧に歌っている印象でした。

そして最後の一音が聴こえなくなるまで待ってから拍手する客席。
会場が1つになっているんだと感じた瞬間でした。


そして再びここでMC。
抜け落ちているところもあると思いますが、ざっくりとした要約です。

3月20日に30周年記念ライブをやった大阪城ホール
新春ライブやなんかでは武道館など広いところでやることもあるが、広いところでやり、そして9000人集まったことに度肝を抜かれたと言っていました。

そしてそんな好スタートをきってからは新曲を出したり、フェスも出た。
あと、テレビも出たりとか。←ここで客席から笑い

それから最初はソールドアウトしていなかったと。
ツアー最初の山梨もたくさん人が入ったが、満員にはなっていなかった。

でも新曲出したりみんなの歌が30年ぶりに決まったりとあって、後半戦(9月以降)は全てソールドアウトになった。


ツアーは、最初から頑張って話そうと思ってやってきた。
それはそれで楽しく、大阪城ホールのDVDを見たらいっぱい喋っていて「結構いいな」と思ったそう。

ただ喋るのは喋るで相当パワーを使うということが昨日の夜判明しました!
(会場大爆笑)


なので今日は新しいスタイルというか、歌に集中するというところでやっていこうと思います。

そして最後に、30周年という年に紅白歌合戦という(「紅白」という単語が出ただけで会場大喝采)ものに出場できたこと、これは皆さんのおかげであると。(正確には「世論の力」と言っていました)


11.桜の花、舞い上がる道を

サビの高音が少しキツそうなときもありましたが、「大いなる花~」なんかは桁違いの伸び。

全体的にとても綺麗にまとまっていたと思います。


12.笑顔の未来へ

2015年の新春ライブで宮本さんが笑顔の未来へを歌いながら男泣きしているところを思い出して少しジーンと来るものがありました。
個人的に、この曲は何回聴いてもいいものです。


13.涙

ここでまさかの「涙」に、会場は「おぉ」というどよめきと拍手。
宮本さんが歌っている後ろで楽器隊やスタッフがせかせかと動いていました。
次の曲の準備でしょうか。


14.3210

ギターからスタート。

無理やりに進もう。無理やりに行こう。なんだっていいや

そしてラスト。
3、2、1、0という宮本さんの叫びで会場が一気に静寂に包まれます。

照明も落ち、宮本さんの「あぁ...」という声が漏れてきました。


15.RAINBOW

かと思ったらいきなりスタート。
「暮れゆく」という力強い声が一瞬にして静寂をぶち破り、客席もノリノリ。

あとこれは個人的な感想なのですが、いつものRAINBOWが120%だとしたら、今日のRAINBOWは110%くらいのパワーだったような気がします。
ただ全く悪いことじゃなくて、むしろ先ほど言っていた「歌に集中する」という心中の表れではなのかと。

動きが少なかった分だけ、エネルギーを歌にまわしているような気がしました。


16.ガストロンジャー

宮本さん最初のギターを1フレーズだけ弾いた後で、突然やめる。
そして前の客席に向かってみんな思っていると思いますよ。俺がヒーローさ、ヒーローさって言うから。お父さんに聞いてごらん。

 

自問自答の末結論した。の後

君の全てが見たい見たい見たいたたいたいたたいたたいたたいたたいたい!

三島三島三島ベイベー×2

ライトは赤のみが点滅を繰り返し、闘争心を駆り立てます。


そしてMC。話題はMVについて。

いいのもあればとんでもないビデオもある。
「なんでこんなの作ったんだろう」っていうのも結構あって。


笑顔の未来へのMVは宮本さんのお気に入りだそうです。

ちいさい女の子が可愛くて、リードしてもらったって言ったら変なんですけど(笑)、元気でね。
でも気を遣って元気にしているところなんかが健気で、こう心が解けていくような、そういう面白い時間でした。

↑たしかこんな感じでした。


そして次の曲は「今を歌え」
こちらのMVでは七三分けにしているが、前から見たとき七三分けに見えるようにスタイリストさんにやってもらった。
でもビデオだから後ろから撮るのもあったたため、スフィンクスのようになってしまったと笑いながら語ってくれました。

今ビデオが色々上がっているみたいなので、「なんだこのビデオ」というのも含めて楽しんでいただければと思います、とのこと。


17.今を歌え

終始落ち着いた照明でした。
そしてSUNNYさんのコーラスよ!これをなくしてこのクオリティはあり得ないでしょう。

ただ宮本さん、高音がかなり辛そう。
後半は裏声メインでカバーしていきました。


18.四月の風

宮本さんのギターからスタート。
この曲では声がとてもよく出ていました。

間奏部分では宮本さんが手を叩くよう客席にジェスチャー


19.俺たちの明日

客層としては圧倒的に女性のほうが多かったのですが、見渡すと数少ない男のお客さんの何人かが泣いているようでした。

ミッキーことヒラマミキオさんのアコギはいいですね、やっぱり。
今回のコンサートでは、弾き語り以外のアコギは基本的に彼に任せていました。

10代、20代、30代で指を出す人は少なめ。


と、ここで次の曲に入る前にMC。

俺たちの明日もねぇ、今もう51なんで、30代愛する人の為のこの命だってことに気付いた後、40代では売れなきゃいけないってことに(会場笑い)、50代は自分のために生きるという手もあるんじゃないかと思いました。
この先40代、50代、60代の歌も作れればいいなと思っています。


そしてこの後「行き先は自由って言ってもねぇ...」と自分の作った歌詞にまさかの疑問。
将棋では定石があったり、帝王学でも「西行ってから東行って、北に行ってから南に行くと良いみたいな型」があるかもしれませんもんね、と言っていました。

(以下覚えている限り抜粋)

それに僕なんか団地育ちですから、自由なんて言ったら放ったらかしですよ。

飛ぶことはできない、歩くことはできるけど。
ただ大人になると「これが俺の中での自由だな」というものが、逆に制約された中だから見つけられるのかなと思って作った曲です。


20.風と共に

声の調子が万全でない中で、サビでは一切裏声を使わず全身を使って歌っていました。
これは倍音というのでしょうかね、宮本さんの発する一音一音が大きな塊になって飛んでくるようでした。


ここで1部終了。
「また戻ってきます」と宮本さん。

 

21.ズレてる方がいい

5分も経たずに再登場。

序盤は少し声が出しづらそうでしたが、2番に入る頃には大丈夫そうでした。

サビ前の「あぁ」とそれに至るまでとかなりキーの高低差があるのに、そこを外さずにしっかり突いてくるあたり本当に尊敬します。


22.奴隷天国

宮本さんは現在髪の毛が短く発売当時のままのテンションで歌うので、本当にタイムスリップしたかのような、あるいは当時の映像をそっくりそのまま体験しているような不思議な感覚に陥りました。

ラストは奴隷!奴隷!奴隷!奴隷!天国!天国!天国!天国!のラッシュ。

曲が終わったあとの歓声も凄まじいものでした。


23.コール アンド レスポンス

「グッドモーニング」のシャウトにディレイがかかり、更に厚みを帯びる声。
というわけで正確に言うと23曲目はLadies and Gentlemanなのですが(笑)

それはさておき、とにもかくにも迫力満点。

サビでは宮本さんが手の平と甲を交互にくるくる。星の砂みたいでした。
それから「死刑宣告」、しかといただきました。


24.生命賛歌

CD音源に近いリズム。
コンサート会場で聞くとやけにゆっくりに感じます。

そして歌唱はほぼシャウト。
常人ならこの歌い方で1曲すらも持たないことでしょう。
一体この人の喉はどうなんているんだ・・・

個人的にはとにかくこの曲がずっと前から聴きたかったので超大満足です。

間奏部分では裏声を駆使したシャウト。


そしてラストの「生命賛歌よ」では音が大きすぎて無事に耳が逝きました。


25.RESTART

ここで最新曲。
第2部がここまでアクセル全開で来たこともあり、客席はノリノリ。
ジャンプする人が続出していました。

コンサートに来て改めて気付くのですが、特にBメロやサビの「俺はこの場所から」の部分なんかは非常にノりやすいですよね。

ただキーが高すぎるせいか、サビがかなりキツそう。
というか全体的にややキツそう。

ラストは歌と演奏をきっちり揃えて終了。


この年でこういう歌を歌えて嬉しいです。

 


そしてライブでどんどん成長してきた大好きな歌という紹介のあと。

26.夢を追う旅人

この曲では宮本さんがステージ脇に歩いてゆき、(おそらく飛び越えるべきでないところを)飛び越えて客席の間近へ。
1番のAメロで上座側に行き、2番のAメロでは逆側。

壁にぶつかってベタッと張り付くような宮本さんの演技もあったりして、面白かったです。


そして曲の終了後、ここでメンバー紹介。

いつも通りのセリフです。
「総合司会の宮本です」もバッチリ。

自分でもビックリするくらい新展開のコンサートでした。
それでは渾身のファイティングマン、聴いてください。


27.ファイティングマン

イントロは石くんがステージ中央へ。

一糸乱れぬバンド演奏につられて、客席のボルテージも本編ラストにして最高潮に。


かつてはバンドと客席が対峙するような張り詰めた空気があったそうなのですが、それが今では客席も一緒になってステージを創り上げています。

先日「みんなが敵じゃないことが分かった」と宮本さんの語るインタビュー記事がネット上に掲載されていましたが、まさにその言葉を体現しているかのような、そんな本編ラストでした。


20:05頃本編終了。
サポメン含めたメンバー6人が肩を組んで長く深くお辞儀。

そこから一歩前に出てまたお辞儀。さらに(ステージから見て)左を向いてまたお辞儀。

 

20:10前、再びカムバック。
このときアンコールの手拍子がかなり綺麗に揃っていて、ここにいる誰もが「まだ観たい!」と思っているんだなぁと強く感じました。


28.ベイベー明日は俺の夢

宮本さん30周年シャツを着ています。
そして曲が始まると、ステージ後ろの上部からエレファントカシマシ30周年の垂れ幕が登場。

ただ宮本さん、声がかなり辛そう。
サビでは裏返り、他も高音部では何とかして捻り出したようでした。

よくコンディションがあまり良くない中でもアンコールに応えてくれたなぁと、本当にありがたく思います。

そして曲が終わるやいなや客席大拍手。


29.so many people

アンコールが続くと分かると客席から拍手。
それがソーメニーだと分かると更に拍手。

最後の最後でめちゃくちゃ盛り上がりました。

これはライブバージョンなんですかね。
ラスト付近の「あなたと あなたと 乗り越えよう」が好きなので聴けてよかった。

こちらは声も出ていて、最高の締めくくりとなりました。

 

20:15 コンサート終了

 


以上が簡単なレポートとなります。

 

必死にメモを取っただけの甲斐あったのか、皆さん普通にこれくらいは覚えているものなのか、それはよく分かりませんが今後も記録として残しておける分だけいいですかね。

今回は僕も含めた客席がとても良い雰囲気で、だからこそこうして素晴らしいコンサートを無事に終えることができたのかなぁとも思います。

 


さて、では最後にその他のエレカシ情報を少しだけ。
宮本さんもコンサート内で少し触れていましたが、先日エレファントカシマシYouTube公式アカウントが2013年~2016年に発表された5曲分のフルMVを公開してくれました。

「あなたへ」や「Destiny」など、初回限定盤を購入していない方にはありがいことですね。


それからこちらも嬉しいニュース。

www.elephantkashimashi.comなんとAll Time Best Album「THE FIGHTING MAN」のデラックス盤がアンコールプレス決定!ということで、惜しくも手に入れられなかった方にはかなり喜ばしいことだと思います。


こちらにはdemo&レアトラック集のCDや貴重な写真が多数掲載されているHISTORY PHOTO BOOK、さらに1995年6月21日と2016年12月27日に下北沢シェルターでおこなわれたライブのDVDが2枚付属します。

特にフォトブックは宮本さんがかなり苦労してかき集めた写真というだけあって思い入れが強いらしく、発売当時はあらゆるメディアでフォトブックの宣伝をひたすらしていました。


ただしこちらは 2018年1月15日(月)の昼12時までに予約した方のみの完全受注生産盤となりますので、欲しい方はお忘れのないように。

こちらのサイトから申し込み可能です。

store.universal-music.co.jp

それではまた次回。

 

RESTART/今を歌え(初回限定盤)(2CD+DVD付)

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【セトリ・レポ・感想】2017/11/24 Huey Lewis & The News グランキューブ大阪

どうもこんにちは。

この度ですね、僕はHuey Lewis & The Newsのコンサートを観にはるばる大阪まで行ってまいりました!

というわけで今回はその感想やセットリスト、簡単なレポでも書いてみようかと思います。

 

・・・とその前に。

Huey Lewis & The Newsといえば1980年代を代表するアメリカのバンドとして有名ですが、特に知名度が高いのは映画バック・トゥ・ザ・フューチャーで使用されたこの曲、The Power of Loveではないでしょうか。

www.youtube.com

イントロからして印象的なこの曲ならば、Huey Lewis & The Newsの名を知らない方でもどこかで聞いたことはあると思います。

そして彼らはこの曲に代表されるような骨太なロックを機軸に、多くのヒット曲を世に送り出してきました。
他にもDo You Believe in LoveやIf This Is Itなどの曲が有名どころではないかと思います。

もちろん今回のコンサートでも多くのヒット曲を聴かせてくれました。

 

個人的にヒューイルイスのハスキーながらも野太い声が大好物で、しかしそんな彼も2017年現在で御歳60代後半。
そのため高いキーが出るのかなぁとか声の調子を少し心配していたのですが、いやはや嬉しい誤算。

もうそんなの完全な杞憂といいますか、むしろ変な不安を抱いていたことが申し訳なくなるくらい最高の声を聴かせていただきました。あの声は今でも健在です。

 

まぁ、とはいえさすがに30代の頃の声量やキーをそのまま、というわけにはいきませんが、それでも僕は十二分に満足です。
といいますか、もう生きているだけでありがたい。

 

さて、前置きはこの辺にして。

ではまず、本日のセットリストがこちらになります。

以下ネタバレ注意!

 

2017/11/24 グランキューブ大阪 セットリスト

1.The Heart of Rock & Roll
2.Remind Me Why I Love You Again
3.Doing It All for My Baby
4.I Want a New Drug
5.Her Love Is Killing Me
6.Jacob's Ladder
7.Hip to Be Square
8.Um, Um, Um, Um, Um, Um, Um
9.Lookin' for a Love
10.While We're Young
11.Back in Time
12.Heart and Soul
13.But It's Alright
14.We're Not Here for a Long Time (We're Here for a Good Time)

《アンコール》
15.The Power of Love
16.Stuck with You
17.Workin' for a Livin'

 

以上です。

このセトリは11月22日(火)とまったく同じですね。

 

さてさて。もちろんコンサート全体としての意見もたくさんありますが、ひとまず1曲ずつ感想を織り交ぜて書いていきたいと思います。

ということでまずは1曲目。

 

19:05スタート

1.The Heart of Rock & Roll

イントロの心臓音から会場のみんなが「来たな!」とニヤついた、言わずもがなの名曲。

ラストの「Detroit!」を「大阪!」に変えて叫んでくれました。会場はいきなり大盛り上がりです。


2.Remind Me Why I Love You Again

こちらはグルーヴ感の気持ちいい、彼らならではの新曲。

曲のラスト付近でジョニー・コーラが舞台袖にはけたのが少々気になりましたが、アウトロのギターソロをお腹いっぱい味わいました。

 

3.Doing It All for My Baby

If This Is Itとどちらが来るかなぁと思っていましたが、最終日はこちらのナンバーが採用されたよう。

個人的にIf This Is Itが大好きなので聴きたかった気持ちは大きいのですが、しかしこちらの曲も最高です。

ちなみに、このあたりからヒューイの喉も温まってきたように感じました。


4.I Want a New Drug

MCなしでヒット曲が続きます。
会場はもう当然ながら大盛り上がり。

斜め前の席が腰の悪そうなおじいさんだったのですが、しかしこの曲でノリノリに体を揺すっていて「すげぇ…」と思わず見惚れてしまいました。

もちろんそんなパワーをくれたヒューイルイスも凄いです。

あとサビ終わりの「When I’m alone with you」の直後にヒューイがサッとしゃがむのはお決まりなんですかね?

 

そしてここでようやくヒューイによるMCが入りました。

「ありがとうございます。こんばんは」とかなり流暢な日本語で挨拶。
これには客席も元気よく返します。

そしてその後「2017年11月24日の金曜日。この夜を忘れられない夜にしよう」という言葉に続いて新曲の披露。


5.Her Love Is Killing Me

新曲です。

他のレポでもありましたが、この曲のラストではヒューイがタイトルの「killing me」になぞらえて胸を押さえ苦しむような演技がありました。

ただ新曲ということもあり、客席からは突然の出来事に「えっ?」という反応が多かったような気がします。


6.Jacob's Ladder

ヒューイのハーモニカが目立つ、やや長めのイントロ。
ライブバージョンと言うのでしょうか、CD音源とは違った印象を受けました。

そして2番のサビ終わりからの間奏もかなり長く取っていたのですが、それが終わったかと思うとあの聴き慣れたイントロが始まるというオシャレな演出もあり。

サビでは客席から「Step by step, one by one」のシンガロングもありました。


7.Hip to Be Square

こちらもイントロ別バージョン。こういったCD音源とはまた違った歌の入りを聴けるというのもコンサートの醍醐味ですね。

そしてこの曲を待ち望んでいたお客さんも多かったみたいで(僕もその1人)、めちゃくちゃ盛り上がりました。

 

再びここでMC。

Are you with me so far?(付いてきてるかい?)とヒューイがゆっくり我々に語りかけます。

その後客席から飛んだ「I love you, Huey!」に「I love you, too!」と返すヒューイのホスピタリティ精神たるや。会場は和やかな雰囲気に包まれました。

そしてその後はメンバー紹介に続き、「知ってる人は歌ってくれ、知らない人は手を叩いて」と観客に促し次のアカペラソングへ。

 

8.Um, Um, Um, Um, Um, Um, Um

これはMajor Lanceのカバー曲ですね。今回のコンサートでは25周年ライブよりも原曲に近い印象でした。

最終的には観客全員がサビを歌い、会場は一体感に包まれました。

 

すると曲終わりに、客席からの歌が想像以上に良かったのかヒューイが「Pretty good! Very very good!」と僕らオーディエンスをベタ褒め。

次の曲もこの調子で、と言わんばかりにまたもや「知ってる人は歌って(以下略」と観客に呼びかけ、笑いを誘います。


9.Lookin' for a Love

こちらはBobby Womackのカバー曲です。

かなり原曲にアレンジが施されていて、楽器隊は一切登場せず、クラッピングとボイスパーカッションがベースとなって曲が進行していきました。

 

そしてここでMC。

今から新曲をやった後でヒット曲を続けて4曲やると公言するヒューイ。

次の新曲のタイトルから「この会場にいる多くは自分(ヒューイ)と同じくらいの年齢だけども」とやや自虐的な前置きで会場を和ませた後、曲がスタート。


10.While We're Young

こちらは新曲。

個人的に新曲の中でこの曲が一番好きで、新しいとも懐かしいともとれない、まさに彼らにしか作れない最高の曲だと思います。

そしてどうやら来年はニューアルバムを出すそうなので、この曲が入っているなら買っちゃうかもなぁ、なんて思ったりしつつ。

 

 

Let’s go back to the future!!!

11.Back in Time

これも映画バック・トゥ・ザ・フューチャーで使用された曲なので知名度は高いと思います。

会場のボルテージもグングン上昇です。


12.Heart and Soul

またまたヒット曲。

個人的な問題としてなぜかこの曲で泣きそうになるというちょっとよくわからない現象が起きたのですが、とにかくCD音源でしか聴いていなかった曲が一番今目の前で本人たちによって演奏されているんだなぁという感動を改めて感じた曲です。

僕が思うにこの曲が一番声が出ていたのではないでしょうか。


13.But It's Alright

続けてこちらもヒット曲。

J.J. Jacksonのカバーなのですが、ベストアルバムにも収録されていますね。

まぁカバーとはいえ原曲にかなり忠実で、完全にHuey Lewis & The Newsの曲として確立されていました。


14.We're Not Here for a Long Time (We're Here for a Good Time)

休憩なしで畳みかけます。
2001年発売のアルバムPlan Bからの一曲。

とても好きな曲だったので、コンサート会場で生声を聴けたのは本当に貴重な体験でした。

 

そしてこの曲で本編終了です。

ちなみにヒューイは疲れたのかこの曲のボーカルパートが終わるとアウトロを残して舞台袖にはけていきました。

 

 

20:15《アンコール》

数分も経たないうちにヒューイ・ルイスが戻って「アリガトウゴザイマス!」と一言。

ホーンセクションのメンバー紹介へと移りました。

 

しかし本当にサンフランシスコに縁がある方が多い。

サンフランシスコ・ラヴ・ソングことHope You Love Me Like You Say You Doも聴いてみたかったなぁというのは少々わがままでしたかね。

 

そしてこのMC内でヒューイが「We love what we do, but we cannot do without you」と言っていたのが印象的でした。(こんな感じのことを言っていたので一字一句合っている自信はあまりないのですが)


15.The Power of Love(アンコール)

この曲が始まる前「君たちが何をやってほしいと思っているか分かってるんだよ?」「毎晩やっているからやらなくちゃね」みたいな茶目っ気溢れるセリフで会場を沸かせたヒューイ。

最高に面白い方です。

実を言うと正直ラストの「Can you feel it?」までの記憶があまりないのですが、とにかく会場は盛り上がりました、はい。

それだけは間違いないです。

 

16.Stuck with You(アンコール)

サビでYes, it’s true〜やI can see〜といったコーラスを会場が合唱するという面白さもあり。

ただツアー最終日のアンコールとあってかヒューイ・ルイスも声が少し出しづらそうだったので会場全体が一体となってこの曲を演出したようにも思えました。


17.Workin' for a Livin'(アンコール)

ラストはもちろんこの曲。ヒューイのハーモニカがメインのイントロでした。

この曲では、終わると見せかけてまた演奏スタートみたいな不意打ちもあり、そんなちょっとしたところでも彼らのサービス精神が感じられました。

 

20:35終了 

 

というわけで以上ザックリとした感想・レビューでした。

今回のコンサートでは、開始前のアナウンス担当のお姉さんがなぜかツボり続けるという珍事も発生しましたが、全体的に素晴らしいコンサートだったと思います。

 

僕はすべてのMCが聞き取れたわけではないのでもう少し面白いことも言っていたのかもしれませんが、それでも彼らのユーモアたっぷりな愛嬌溢れる心優しい性格がひしひしと伝わってくるようでした。

 

 

さて、そんな彼らですが日本限定のベストアルバムが発売中ということで、Back in Timeが入っていないのが残念ですが音質は最高に良いのでもし興味がありましたらどうぞ。

 

あとは来年発売されるというニューアルバムの続報を待ちましょう!

それではまた。

 

シングルス

シングルス

  • アーティスト: ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2017/10/25
  • メディア: CD
  • この商品を含むブログを見る
 

今更ながらDon Henleyの最新アルバム『Cass County』を聴いた

どうもこんにちは。

最近はだんだんと冷え込みが厳しくなり、いよいよ朝の起床がつらくなる季節が間近に迫ってきましたが皆さま、いかがお過ごしでしょうか。


さて。
タイトルと重複してしまうのですが、今になってようやくドン・ヘンリーのニューアルバムを聴きました。(2017年11月現在)

www.youtube.com

カス・カウンティ

カス・カウンティ

 

 

一言で言います。

本当に最高でした。


もうね、この気持ちはどう言い表せばいいものかと。

1曲目から最後までもれなく最高。もう一巡してもやっぱり最高。
ここ最近は毎日1回はリピートしているくらい、そのくらい僕の大好きな作品となりました。

 

と言っても「ドン・ヘンリーって誰だ?」という方のほうが大半だと思いますので少し説明を。
本当に簡単な説明です。

 

ドン・ヘンリーは1947年、アメリカのテキサス生まれの現在70歳。

1971年に故グレン・フライらと共にEaglesを結成し、ソングライターやヴォーカリスト、そしてドラマーとして活躍しました。

その後1980年にEaglesが活動休止すると、翌々年にソロ活動のファーストアルバム「I Can't Stand Still」を発表。
「The Boys of Summer」などのヒット曲を飛ばし、現在までにオリジナルアルバムを5枚出しています。

また1994年にEaglesは再結成し、その後は紆余曲折ありましたが2007年にはアルバムも出し日本ツアーもおこないました。

しかしグレン・フライが2016年に他界したことを受けてドン・ヘンリー自身がEaglesの解散宣言をしています。

 

 

・・・はい、というわけで本当に簡単に終わりました。


しかし紆余曲折って言葉は万能でいいですね(笑)
語彙力の乏しいブロガーとしては非常に助かります。


まぁ、途中からドン・ヘンリーの説明なのかイーグルスの説明なのか分からなくなってしまいましたが、イーグルスというバンド名を聴いたことがない方も「この曲は知ってる!」というものはあるはずです。

有名どころで言いますと「Take It Easy」

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これはテレビ東京田舎に泊まろう!」のテーマ曲として使われていましたので耳馴染みのある方も多いのではないでしょうか。

 

そしてこちらも有名。
「Desperado」

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邦題は「ならず者」といいます。

他にも「Hotel California」あたりが超有名どころですが、挙げていたらキリがないので割愛いたします。

 


そして、上に挙げた「Desperado」や「Hotel California」を歌っているのがドン・ヘンリー

生粋のハスキーボイスが特徴の、実に渋い声をしております。(でもそれがいい)

 

そんな彼が、前作からなんと15年ぶりに出したアルバムが今回の「Cass County」(2015年9月25日)なのです。

そう、今から2年以上前・・・それを今更。今更ながらちゃんと聴きました。


いや、でも発売当初もちゃんとフルアルバムを通しで聴いたんですよ?
ただそのときはしっくり来なかったというか、今ほどハマることは無かったんですね。

 

というのもEagles自体ジャンルが「カントリーミュージック」に分類されます。

カントリーというのはアメリカ発祥の、言うなれば白人のためのフォークミュージックのようなものです。
とはいえ最近は様々な人種のカントリーミュージシャンも増えてきましたが、いまだにカントリーは白人のためのものという考えが根強く残っているのが現状。

そのため日本ではあまり馴染み深いジャンルとはならず、アメリカでは知らない人がいないくらい有名なウィリー・ネルソンやケニー・ロジャースも日本において知名度は正直低いままです。

すごくいい曲がたくさんあるんですけどね・・・

 

まぁ正直「カントリーは西洋版フォークだ!」といえば取っつきやすいのかもしれませんが、やはりその2つには明確な違いがあります。
それはもちろん使用する楽器だったり、メッセージ性だったり、進行のパターンであったり。


そこが我が国において想起される「フォーク」とは少しずれているものがあり、そのため人によっては慣れるまで時間がかかるんです。


なので僕もあまり初聴段階でピンと来なかったのですが、しかし改めて聴くと何と良いことか。

 

これはあくまで僕の持論なのですが、イーグルスはカントリーに大衆性を帯びさせた最大の功労者だと思うんです。

イーグルスの楽曲は、そのほとんどがキャッチーで耳馴染みがよく、それまでカントリーに触れてこなかった日本人の僕でも何の違和感も無く受け入れることができました。
それでも彼らの曲のバックには、ちゃんとカントリーの音が聞こえるんです。

カントリーの曲ってやっぱり独特というか、本当に日本の音楽シーンでは聴きなれない音が多いので数秒聴いただけで「あー、もういい!」ってなる人が多いんですけど、イーグルスはそんな曲が比較的少ない印象があります。

それは彼ら(主にドンとグレン)に「商業的に成功したい」という強い思いがあり、そのため大衆受けするような曲調だったりメロディを意識して曲作りしたことが大きいのだと思います。
まぁ、そうした方向転換が原因でやめてしまったメンバーもいましたが。


しかしそれは結果的に大成功し、1976年に出したベストアルバムは4100万枚以上売れ、世界で最も売れたベスト・アルバムとして現在もこの記録は塗り替えられていません。


カントリーというエスニックなジャンルにおいて世界中で認知されるようになったイーグルスの功績は、その後のカントリー・ミュージックにおいて計り知れないのではないのかと、勝手に僕はそう思っています。

 

 

そして話を戻しましてドン・ヘンリーのニューアルバム(もはやニューではありませんが)

このアルバムにはいくつかカントリーのカバー曲が収められているのですが、原曲に比べて明らかに聴きやすいです。
その上ドン・ヘンリーの類稀なるソングライティング力とあのハスキーな歌声はいまだ健在で、しっとりとした大人なカントリーのアルバムに仕上がっています。

 

Cass County

Cass County

 

 

本当に、カントリーの入門にはもってこいのアルバムだと思います。

もしカントリーミュージックに興味があるという方がいらっしゃったら、僕は間違いなくこのアルバムを即座に推薦するでしょう。

もちろんイーグルスのデビューアルバムでもいいですが。

 

イーグルス・ファースト

イーグルス・ファースト

 

 

それから最後にもう1つ。

このアルバム名、Cass CountryじゃなくてCass Countyなんですよね。
なんでもドン・ヘンリーの生まれ育ったミシガン州の地名らしいのですが・・なんと紛らわしい。。。

ゲスの極み乙女。の新曲「あなたには負けない」が完全に吹っ切れている件

どうもこんにちは。

今回はですね、先日ゲスの極み乙女。の公式YouTubeアカウントから新曲MVが公開され、それがかなりぶっ飛んでいるというか吹っ切れているのでご紹介したいと思います。

そのMVというのがこちら。

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メンバー全員が水色の衣装を身に纏い・・・というかこれ完全にサンダーバードですよね(笑) 利権とか著作権とか色々大丈夫なのだろうか・・・。

それにしても「あなたには負けない」というタイトルからしてグイグイ攻めています。
こういう姿勢は個人的に大好きです。


そしてMVが始まると、イントロからいきなりゲーム音楽のような電子音が流れます。

全編通した打ち込みサウンドが堪能できる同曲からは、モータウンサウンドに始まるディスコミュージックのような懐かしさもあり。
個人的には80~90年代初頭にかけてヒットを飛ばしたEurythmicsのような雰囲気も感じますね。

MVからも古臭さのようなものがどことなくあって、それでいて近未来のようにも見えるという面白さ。


ちなみにこのMVの監督である川村ケンスケさんは以前にも「シアワセ林檎」という曲で指揮を執った経験もあります。

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この曲はお笑いコンビのおぎやはぎがラジオ内で「センスの塊」と絶賛していたことでも話題になりましたが、それ以上に歌詞が意味深だということでも物議を醸した曲です。

sp.uta-net.com

当時は色々とありましたから、何かにつけてそういう話題も尽きませんでしたね。
ただバンドマンとしては色眼鏡でも何でも、世間で話題になって認知されるというのは決してマイナスな面ばかりではないと思うんですけどね。

 


さて、話を戻しまして「あなたには負けない」について。

この曲は4人のメンバーのソロ歌唱パートがあるという珍しいスタイルの曲なのですが、とにかくそれがユーモアに富んでいて面白い。

ただの批判や風刺にとどまらず、そこに面白さを思いっきり混ぜるあたりがいよいよ吹っ切れたのかなぁと。
そしてやはりセンスの塊だと思いますね。

川谷さんを除くメンバー3人は、色々あった当時それぞれに思うところがあったようですが、それでも「解散」というワードが出なかったのはやはり彼のセンスを認めていたからこそだと思います。
そして川谷さんもその期待に応えるべく去年・今年と様々な楽曲を世に出してくれました。

そして今回もその一環、というよりは新しい挑戦の1曲だと思います。
それがこのたび公開されたMVから面白いくらいよく伝わってきます。


こちら、MVの一部なのですが

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この雑誌ですよ(笑) いやいや週刊人春って。

他にも枝豆らしきものやラーメンやらバイクやら、ありとあらゆるものが風に乗って飛んでくるというシュールな図。
しかしメンバーはそれに臆することなく敢然と行進を続ける姿が印象的です。

ただここまで突き抜けていると飛んでくるものにも意味があるような気がしてきて、例えばラーメンは

news.livedoor.com

これを思い起こしてしまいますし(ちなみに川谷さんはラーメン二郎が好き)、すると焼き鳥や枝豆なんかの居酒屋定番メニューも何か関係があるのでしょうかね?


それ以外にも、今一度MVを見直してみると

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こんな文字もあったり

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こうして暗いトンネルの中、光から遠ざかるように歩いたり

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タレントという職業を皮肉った操り人形のシーンがあったりと、見所は満載です。

 

そして僕個人としてはMV全体を通してカメラのフラッシュのような光の点滅が目立つ作品だという印象を受けました。

しかしこれはあくまでショートバージョンですから、全体を通して見えてくるものもあるかもしれませんね。


さて、そんなゲスの極み乙女。の最新シングル「あなたには負けない」ですが、配信限定となっています。

あなたには負けない

あなたには負けない

  • provided courtesy of iTunes

 

そして10月9日からはフルMVがYouTubeで公開されています。

www.youtube.com

あのですね・・・動画の名前とか歌詞とかこれ以上色々突っ込んでいくと収拾がつかなくなるのでやめておきますが、ぜひ一度ご覧くださいということだけは記しておきます(笑)

 

それではまた次回!

【本日誕生日】 B’z稲葉浩志さんの旨味を堪能できる曲 5選

どうもこんにちは。

 

本日2017年9月23日はB’z稲葉浩志さん53歳の誕生日!
ということで稲葉さんの魅力を堪能できる5曲をご紹介したいと思います。

では早速。

まずはこの曲。

  • DEEP KISS(1997年発売のB’zアルバム「SURVIVE」に収録)

www.youtube.com

以前にもこの曲(というかアルバム)については触れましたが、

music-sick.hatenablog.com

なんというかもうスゴイ。ものスゴイです。

この曲だけで2オクターブ近くの音域ですよ。
間違いなくそんじょそこらのジェットコースターより揺さぶられます。

最近は音楽をかけ流しにするような聴き方が一般的になりつつありますが、「DEEP KISS」に至っては否応なく真正面から対峙させられるような圧倒的存在感のある曲だと思います。


お次はこれ。

  • F・E・A・R(1999年発売のB’zアルバム「Brotherhood」に収録)

www.youtube.com

日本を代表するバンドであるB’zや稲葉さんと言えば「ハイトーン」だったり「シャウト」だったりが代名詞です。
そうした曲は他にも「ギリギリchop」や「Real Thing Shakes」だったりと沢山あるのですが、個人的趣向として「F・E・A・R」を選びました。

あの、一度「F・E・A・R」をカラオケで挑戦したのですが始まって数秒で後悔の嵐。
畳み掛ける早口・シャウト・ハイトーンのフルコースで聴いているだけでも満腹なのに、何を血迷ったかそれを歌おうなんて10億年くらい早かったです。もうしません。

そしてこの曲は「Brotherhood」というアルバムの1曲目に収録されているのですが、もう初っ端からアクセル全開です。
特にこのアルバムは全編通してロック色が強いのでオススメ。J-ROCK好きな若い世代にも一度は聴いてもらいたい名盤です。

Brotherhood

Brotherhood

 

 


次はこちら。

  • 透明人間(2004年発売のソロアルバム「Peace Of Mind」に収録)
透明人間

透明人間

  • provided courtesy of iTunes

この曲はですね。。。
稲葉浩志さんのソロ曲なのですが、聴いていると気分が重くなること間違いなしということだけは言えます。

マイナー調のピアノから始まるイントロからしてすでに沈鬱な雰囲気が出ているのですが、注目してほしいのはその歌詞です。

www.uta-net.com

これはあくまで噂程度なのですが、この歌詞はとある殺人事件がモチーフになっていると言われています。

稲葉浩志のソロ曲『透明人間』はとある事件がモチーフ?歌詞はどんな内容?

しかも歌詞からして事件の当事者、もとい加害者目線です。

おかあさん
僕はあの時光をめざして
最高の世界を夢に見ながら
せいいっぱいあなたの海を泳いだよ

 

稲葉さんなりの問題提起だったのでしょうか。
この曲を「ぜひ聴いてください!」と紹介するのは少し違う気がするのですが、稲葉さんの魅力として自らが作った詞をその歌唱力に乗せて歌うことで説得力が出るところも大いにあると思うんです。
歌詞やメロも含めて稲葉さんだからこそ成立し得た曲なのではないかと、そう感じます。


続いてはこちら。

  • 雨だれぶるーず(2006年発売のB’zアルバム「MONSTER」に収録)

www.youtube.com個人的感想としてこの6分を超える大曲に稲葉さんの全てが詰まっているような気がします。
「野太い高音」「ねじ伏せるようなシャウト」「エロティックな低音ボイス」「不甲斐ない男性を歌った歌詞」「圧倒的説得力を誇る歌声」・・・
まだまだあると思いますが、これらの要素が喧嘩するでも混ざり合うでもなく、1つ1つが見事に調和してきちんと立っているんですよね。

これこそが稲葉さんの真価であり、大勢のリスナーを虜にしている所以でもあると思います。
ブルースという観点から「もうかりまっか」(1994年発売のB’zアルバム「The 7th Blues」に収録)に近い印象も受けますが、表現の幅というか奥行きが確実に進化しています。

でも僕の周りの人にこの曲の良さをいくら説明してもあまり理解してくれないんです。
僕の説明が下手だということなのでしょうかね(笑)

もしこの曲がライブで聴けるなら全財産を投資しても悔いが残らないような気がします。


ラストはこちら。

  • 光芒(2007年発売のB’zアルバム「ACTION」に収録)
光芒

光芒

  • B'z
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

B’zファンなら誰もが知っているこの超名曲なんですが、一般的にはあまり知られていないんですよね。
もうね、本当に聴いてほしいです。

この曲は下手な説明抜きにとにかく聴いてほしい。
そして是非とも大サビで戦慄していただきたい。

先ほど書いた「透明人間」が救いのない曲だとしたら、この曲は「救い」の曲です。
しかしそれは単なる応援でも激励でも慰労でもなく、もっと現実的で残酷でちっぽけな「救い」です。

何にもうまくいかないときとか、どうしようもないときとか、人生には必ずそういった瞬間がありますよね。
そんなときに励まされたところで、心に響く言葉なんてそうそうあるものではありません。

ただ少なくとも僕は就職活動中、この曲で救われました。

この曲では実は大きな希望なんて歌ってはいません。
見えるのはほんの僅かな小さい光だけです。

それでも、たったそれだけでこんなに前向きになれるのかと自分でも驚きました。

僕の他にもたくさんの人がこの曲で救われているのではないかなぁと思います。

 


というわけで今回は以上になります。
ラストは少しコンセプトから外れてただの「聴いてほしい曲」になってしまいましたが、稲葉さんの「歌詞」「歌唱」あってこそのオススメです。

しかし稲葉さんの魅力が5曲だけで収まるはずがありませんでしたね。少し考えれば、いや考えなくても分かることでした。

ただ1つ言いたいことは、B’zも稲葉さんもライブ会場が一番堪能できます。CD音源でもスゴいのにライブだともっとスゴい。

本当にどうなってんだよ、って思わず笑っちゃいます。


さて、そんなB’zですが来年2018年はデビュー30周年となるアニバーサリーイヤー。

そしてなんと2年8ヶ月ぶりのオリジナルアルバム「DINOSAUR」が2017年11月29日に発売決定しました!

 

本作で20枚目となるオリジナルアルバムですが、それに伴った全国ツアーも決定しています。


チケットが入手できれば僕も参戦予定ですので今から楽しみです。

アルバムの詳細やツアーチケットに関しましてはホームページをご覧ください。

www.bz-vermillion.com

それではまた次回!

 

Deep Kiss

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F・E・A・R

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DINOSAUR (初回限定盤)(Blu-ray付)

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