音楽初心者の戯論

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徒然なるままに日々移りゆく音楽シーンを覗き見するだけのブログです。

報われた『愛・佐世保』

 どうもこんにちは。

 

ようやっとプロデューサーさん特集に幕を下ろすことができまして、今回は真面目に最近の音楽事情とやらに首を突っ込んでみようかと思います。

 

最初はこちら。

 

◎『愛・佐世保』再発へ。

 

佐世保と言えば『佐世保バーガー』が浮かんできてついよだれが垂れてしまいそうですが、今回は別の佐世保

いや、別の佐世保って何なんですかね?(笑)

 

前置きはこれくらいにしてここで本題へ。

昨年5月、(もうそんな経ったのか!)平浩二さんのシングル『愛・佐世保』のカップリング曲『ぬくもり』の歌詞がMr.Childrenの『抱きしめたい』に酷似しているというところから発展し、発売中止に追いやられたシングル。

今度こそはと自身が作詞作曲した新曲『九十九島』を表題曲『愛・佐世保ニューバージョン』に加え、今回は両A面シングルで11月30日に発売。 

いやぁ、何かこう、アーティストの方に落ち度が無い分非常に何とも言い難いようなニュースでございましたが、罪の無い『愛・佐世保』がようやく報われるようです。

何といっても問題があったのはカップリング曲ですからね。

表題曲が酷似していたならまだメディアも大きく取り上げやすいものを、ここにきてB面ですよ。

本人からしても何のこっちゃって感じだったでしょうねぇ。

 

まぁ歌詞は色々となんちゃら権に触れるとかなりますので載せはしませんが、見たところ完全にアウトでしたね、はい。

ただこの一連の事件により1992年に発売したミスチルの『抱きしめたい』も再び脚光を浴びたわけですから、何の番組でしたっけねぇ......確か『ワイドナショー』だったと思うんですけど、ダウンタウンの松本さんが『ミスチルは『愛・佐世保』をパクらないんですかね?』って言ったんですよ。

個人的にはそれでもう平和的に解決するなぁとテレビの前で妙に感激していたんですが、そうは問屋が卸さないというわけでして、まぁ利権とか色々ありますよね。

 

まぁ今回の場合はちょっとあからさますぎましたけど、曲を聴いていて『あっ、このフレーズどこかで聞いたことあるぞ?』とか『どっかで聞いたなぁ、このメロディー』とか日常茶飯事だと思うんです。

ただそういうことが何となく暗黙の了解といいますか、結局のところ『作曲』って自分が聴いてきた曲がベースになると思うので何かの曲に似るのは必然なんですよね。

本当に世間知らずの戯言になるわけですが、そう考えるとやはり音楽や美術とかそういった芸術のジャンルに対してパクったとか似てるとかは的外れなことを言っているなぁと思うんですね。

基本がパクりなんですから、そこを指摘されたら曲なんて生まれないですよ。

まぁ曲作ったこと無いんで知らないんですけど(笑)

 

ただし!ただし今回のはアウトですよね。この歌詞はダメです。

ダメ。ゼッタイ。

多少の相似ならばいざ知らず、これは......アウトでしょう。

 

すべてのJ-POPはパクリである (~現代ポップス論考)

すべてのJ-POPはパクリである (~現代ポップス論考)

 

 

 ただ、まぁこういった本を書く方もいらっしゃることですし、芸術の世界では模倣のことを『オマージュ』なんて呼ぶそうですが、その言葉から考えても大事なのはその後だと思うんですね。

曲をカバーしたりするのは結局その曲がその人にとって大きな存在であるわけですから、尊敬の念を込めて引用するのは僕個人としては良いと思うんです。

 

もっともこれは受け売りになるんですが、DREAMS COME TRUE中村正人さんとシンガーソングライターの大森靖子さんの対談より。

以下引用です。 

 

俺、アースのモーリス・ホワイトを大尊敬してて、自分の曲に参加してもらったときにモーリスに告白したのね。「私はあなたの作った音楽をさんざんパクって日本で今売れちゃってます」って。そしたらモーリスが「それでいいんだ」って。「私もジョン・コルトレーンFunkadelicKool & the Gangからいろいろ盗んでる。そこにオリジナリティを足して次の世代に受け渡すのがお前たちの仕事だ」って。それ聞いて俺もうめっちゃうれしくって大泣きして(笑)。やっと父に許された息子のように、やっと神に許してもらったかのように、ロサンゼルスのスタジオで大泣きしちゃって。でもそこからはあんまりパクらなくなっちゃった。パクっていいぞってお墨付きが出た瞬間、ここからはオリジナリティを積み重ねないといけないんだって思い始めちゃったんだよね。(一部抜粋・改変)

natalie.mu

 

ドリカムの中村正人さんが熱く語っていますが、僕はこうした精神をすごく尊敬していて、まぁ似ている曲探しに躍起になるのもいいとは思うんですけど、(実際僕はこんなこと書いてますが徹底的に調べたい派の人です)楽曲のひとつひとつを独立した芸術作品として見るような人が増えてくれればなぁと密かに希望を抱いたり......。

 

あっ、そういえば。

因みに中村さんが仰っていたアースとは、『Earth, Wind & Fire』というバンドのことで、その中心人物であるところの中村さんが崇拝していた『モーリス・ホワイト』さんは現在既に亡くなっておられますが、このバンドは数々の名曲を生み出しました。

例えばこちら。

 聴いたことのある方が多いと思います。最近......と言ってももう10年前ですか!

全然最近じゃありませんでしたが、映画『ナイトミュージアム』のEDに使用されたほか、プロ野球では読売ジャイアンツ阿部慎之助選手の登場曲であったりサッカーの応援歌でも使われています。

 

 他にも映画や日本のテレビで多く使われた『Fantasy』という曲もあったり、

 イントロが『ナマムギナマタマゴ』と言っているように聞こえると話題に(!?)なった『Let's Groove』という曲もあったりと様々です。


Earth, Wind & Fire - Let's Groove

 

ご存知、TV番組『タモリ俱楽部』内のコーナー『空耳アワー』で紹介されたものです。

『生麦生卵にしか聞こえなくなった!どうしてくれるんだ!』という方、申し訳ございませんが責任は取りかねますので悪しからずご了承ください。

 →Let's GrooveをiTunesで購入

 

まぁ今回も寄り道し放題でもと来た道さえ分からなくなりましたが、とにかく今回は『愛・佐世保』ということで!←意味が分からない

 

 それでは、また次回!

 

Greatest Hits

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